AOIIE（ふくいの伝統的民家認定）

　１９世紀（江戸末期から明治初期）に建てられた、庄屋さんの次男の家で、「ふくいの伝統的民家」に指定されている典型的な農家型住宅です。玄関を入ると天井が高い土間があり、横には板の間の囲炉裏のある居間と台所、向かいには畳の間が三部屋続きで広がります。農家民宿としても使われていますが、地元の「坂口地区うららの町づくり振興会」と「坂口グリーンツーリズム研究会」主催のイベントにも度々利用されています。居間にはピアノがあり演奏会もできますし、地元の方が使っていた西陣織の織機での体験もできます。台所を利用できるのもポイント。庭でBBQも可能です。

　駅から離れているだけに、周囲は日本の原風景と思われる里山が広がり、「里地里山保全再生モデル地域」に選定されています。また、「コウノトリの舞う里づくり」もすすめていて、コウノトリにあえるかも！府中馬借街道添いの集落で、「馬借街道トレイルラン」も行われるフットパスもあります。