旧木下家住宅（国重要文化財、ふくいの伝統的民家認定）

勝山市北郷町にある国の重要文化財・旧木下家住宅。茅葺き屋根の元・庄屋さんのお家で、今から約180年前に建てられました。
時代は江戸時代の末期、この地域の中でもとても大きく立派で先進的なお家でした。

さて、茅葺き民家といったら素朴かな・・・いえ、侮ることなかれ！
玄関を入ると、とーっても太い梁がかかった大空間のニワ（土間＋板の間）が現れます！
さらに奥に進むと、８畳４間、田の字形の座敷があり、その奥に大きな仏壇を置く部屋やお坊さん専用のお部屋まで・・・！

このお家の一番いいお部屋は、床の間のあるお座敷。縁側からお庭も見えますよ。
ちなみに、初夏はホタル、冬は雪景色が楽しめます。
そばを流れる岩屋川の清流も心地よいBGM。そして今も毎日たいている囲炉裏。

木下家、ゆっくり過ごすのもオススメですが、実はイベントも得意なんです！
ちょっと昔の結婚式に、餅つき大会、芋煮会、そば打ち体験、展示に、JAZZ＆タップダンスnightまで・・・！
地区の方の会議や、福祉施設の皆さんでゆったりと、また子どもたちの朗読会と、広い空間が何でも受け入れてくれます♪

こんな江戸時代の暮らしをまるごと体感できて、イベントもどんと来い！な場所、他にはなかなかないかも・・・！？
知られざる穴場スポット、木下家。ぜひ、のーんびり、ゆーったり、特別なひとときを♡